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プロライセンスかぁ

今回はプロライセンスの話。

 

プロライセンスの今までの要点とワタクシの意見を掻い摘んで説明するとこんな感じ。

<要点>
1. 日本ではスポンサーが付かない大会(開発会社が賞金を出す、参加者から集金して賞金とするなど)は賞金の上限が10万円

2. eSportsを支援するいくつかの団体が共同で「プロライセンス発行するでっ、そしたら賞金の問題はクリアや!」と発表

3. その共同団体がその後発表したライセンス発行に関する文章と適応されるゲームタイトルにいろんな人が首を傾げる

4. 2月にプロライセンス適応の大会やりまっせ!←イマココ

 

<ワタクシの意見というか予想>
プロライセンス(笑)となる。
海外を目指す日本人プロが増えて、日本では小さな小さなガラパゴス化したコミュニティ内でライセンス適用大会が行われる。

 

 


さて本文。
2018年2月の「闘会議」にて、とうとうプロライセンス初のeSports大会が開催される。

んで、このプロライセンス、12月に団体が発表した発行に関する文章内容がちょっと胡散臭く感じてしまう。

<団体の発表内容>
ライセンス発行の要件を満たす選手に対して発行される他、これまでの競技大会で実績のある選手に対してもパブリッシャーの推薦、承認があれば、特別枠でプロライセンスを発行する方法も考えている。

 

うーん、日本のeSportsは自分達がコントロールするといった内容に見える。透明性も低いからよく知らんおっさんらがいきなり出てきて利権が絡みそうなトコを貰うでと言ってきたみたいな…。

そしてライセンス対象となるタイトルがこちら。
■ウイニングイレブン 2018

www.konami.com


■ストリートファイターV アーケードエディション

www.capcom.co.jp


■鉄拳7

www.tk7.tekken-official.jp


■パズル&ドラゴンズ

pad.gungho.jp


■モンスターストライク

www.monster-strike.com


この内容でまたうーん?となった。
皆がこう思っただろう。

  • 何で競技性の薄いスマホゲーが入ってるの?
  • 今eSports大会で主流のLOL、レインボーシックス、スプラトゥーンとかが入ってないけど?

ここから考えられる共同団体の思惑は「日本国内でメイン大会を行うゲームの主権を握りたい(他のゲームについては知らん)」って事かなと思うけど、これeSportsがオリンピック競技になるとかなり面倒な事(ライセンスが無いせいで強い選手が出場できないとか)になるような気がする。
海外の有名選手とかが大会に参加できなかったりもするしプレイヤーや業界に大してメリットが無いんじゃないだろうか。

一番いいのは法改正による解決なんだけど、オリンピックに間に合わないせいでカジノ法案は動きが相当鈍くなっているのでいつになるやら。
結局ライセンス制度自体無用の長物になるのではと予想。


はー、日本のeSportsが変な方向に行かなきゃいいけどどうなるかなぁ。
今日はEVOの録画でも見て気分転換しよう。

 

 

おわり。